「カメラを始めたいけど、一眼レフとミラーレス、どっちを買えばいいの?」
「画質に違いはあるの?」
「プロはみんなミラーレスに移行したって本当?」
カメラ選びの最初の、そして最大の分岐点。
それが「一眼レフ」にするか「ミラーレス一眼」にするかです。
結論から言うと、2024年現在、これからカメラを始めるなら「ミラーレス」が圧倒的におすすめです。
メーカーの開発リソースは完全にミラーレスに移行しており、最新の技術(AIオートフォーカスや手ブレ補正)はミラーレスにしか搭載されていないからです。
しかし、「一眼レフ」が終わったわけではありません。
バッテリーの持ち、光学ファインダーのクリアな視界、中古市場でのコストパフォーマンスなど、一眼レフにしかない魅力も確実に存在します。
この記事でわかること
- 結論:今から始めるなら「ミラーレス」が9割の人におすすめ
- 違い:鏡(ミラー)の有無=ファインダーとAF性能の差
- 将来性:一眼レフの開発は終了。未来はミラーレスにある
この記事では、両者の仕組みの違いから、メリット・デメリット、そして「あなたにはどちらが合っているか」まで、全角1万文字を超えるボリュームで徹底解説します。
構造を理解すれば、自分が選ぶべきカメラが必ず見えてきます。
歴史で紐解く「ミラーレス革命」|2008年から始まった激動

なぜ今、これほどまでにミラーレスが主流になったのか。
その歴史を知ることで、カメラ技術の進化の凄まじさが理解できます。
2008年:Panasonic「LUMIX G1」の衝撃
世界初のミラーレス一眼は、実はPanasonicが作りました。
「一眼レフから鏡を抜く」という発想は、当時とんでもない異端児扱いでした。
「光学ファインダーがないなんてカメラじゃない」「AFが遅すぎて使い物にならない」
散々な言われようでしたが、この一台がすべての始まりでした。
2013年:Sony「α7」によるフルサイズ化
「ミラーレスはセンサーが小さい(マイクロフォーサーズやAPS-C)から小型化できるんだ」
という常識を覆したのがSonyです。
フルサイズセンサーを搭載しながら、劇的に小型なボディを実現。
この時点で画質面でも一眼レフと対等になり、プロカメラマンがサブ機として導入し始めました。
2018年:巨人の目覚め(Canon EOS R / Nikon Z)
シェアを独占していたCanonとNikonがついに重い腰を上げました。
「これからはミラーレスだ」と宣言し、新しいマウント(RFマウント、Zマウント)を発表。
ここから一気にレンズ開発のリソースがミラーレスへシフトし、一眼レフの時代が終わりを告げました。
2021年:完全電子化の完成(Nikon Z9)
ついに「メカシャッター(物理的な幕)」すら廃止したカメラが登場。
シャッター音すら電子音になり、写真は完全に「データの塊」になりました。
もはや一眼レフに戻る理由は、懐古趣味以外になくなってしまったのです。
一眼レフとミラーレスの決定的な違い|「鏡」があるかないか
名前の通り、「鏡(ミラー)」が中に入っているのが一眼レフ。
鏡をなくして(レス)、デジタル化したのがミラーレスです。
一眼レフ(Single Lens Reflex / SLR)の仕組み
レンズから入った光を、ボディ内部にある「クイックターンミラー(鏡)」で上に反射させます。
その光を「ペンタプリズム」というガラスの塊で屈折させ、ファインダー(のぞき穴)に届けます。
つまり、一眼レフのファインダーで見ているのは「生の光(実像)」です。
レンズを通った景色を、鏡を使って直接見ている状態です。
シャッターを切る瞬間だけ、この鏡がバシャッと跳ね上がり、奥にあるセンサー(フィルム)に光を当てます。
あの「カシャッ」という小気味良い音は、この鏡が動く音です。
ミラーレス(Mirrorless Interchangeable Lens Camera / MILC)の仕組み
鏡もプリズムもありません。
レンズから入った光は、直接イメージセンサーに当たり続けます。
センサーが受け取った光をリアルタイムで映像信号に変換し、背面の液晶モニターや、のぞき穴の中にある小さなテレビ(電子ビューファインダー / EVF)に映し出します。
つまり、ミラーレスで見ているのは「デジタル処理された映像」です。
スマホのカメラアプリで画面を見ているのと同じ状態です。
鏡がない分、ボディを劇的に薄く、軽くすることに成功しました。
ファインダーの違い|OVF vs EVF
最大の違いであり、好みが最も分かれるポイントが「ファインダー」です。
OVFとEVFの比較表
| 項目 | OVF(一眼レフ) | EVF(ミラーレス) |
|---|---|---|
| 見え方 | 生の光(肉眼と同じ) | デジタル映像(テレビ画面) |
| 遅延 | ゼロ(光速) ✅ | ごくわずかにある △ |
| 暗所 | 暗くて見にくい ❌ | 明るく補正される ✅ |
| 仕上がり確認 | 撮るまで分からない ❌ | 撮る前に分かる ✅ |
| 目への負担 | 疲れない ✅ | 長時間だと疲れる △ |
「明るさ」や「色」がファインダー内で確認できるため、失敗写真が劇的に減ります。
オートフォーカス(AF)の進化と違い

ここ数年でミラーレスが一眼レフを完全に追い越した分野、それがAFです。
一眼レフの位相差AF
一眼レフは、ミラーの下に「AF専用のセンサー」を持っています。
ここに光の一部を導いて距離を測ります。
専用センサーなので非常に高速ですが、構造上の弱点があります。
- 測距点が中央に寄る:画面の端っこにはセンサーを配置できないため、構図の自由度が低いです(端の被写体にピントを合わせにくい)。
- 「前ピン・後ピン」問題:AFセンサーと撮像センサーが別々にあるため、レンズとの組み合わせによって微妙なズレ(精度誤差)が生じます。微調整が必要です。
ミラーレスの像面位相差AF
ミラーレスは、写真を撮る「イメージセンサーそのもの」にAF機能(位相差画素)を埋め込んでいます。
これが革命的でした。
- 画面の端までAFが効く:画面の90%〜100%をカバーできます。どんな構図でもピントが合います。
- ピントズレがない:撮像センサー自身が距離を測るため、原理的にピントのズレ(誤差)が発生しません。
- 被写体認識AIとの融合:センサーからの映像を常に解析できるため、「瞳AF」や「鳥認識」「飛行機認識」といった高度なAI処理が可能になりました。一眼レフの「顔認識」とは次元の違う食いつきを見せます。
動体撮影においても、かつては一眼レフが有利と言われていましたが、Sony α9やCanon EOS R3などの登場により、今やミラーレスの方が圧倒的に追従性能が高くなっています。
サイズと重量|フランジバックの革命
「ミラーレスは軽い」
これは単に鏡を抜いたからだけではありません。
「フランジバック(マウント面からセンサーまでの距離)」を短くできたことが最大の理由です。
一眼レフの制約
一眼レフは、間に鏡を置くスペースが必要なため、レンズの後ろ端からセンサーまで約40mm〜46mmの距離(フランジバック)を確保する必要がありました。
これにより、ボディはどうしても分厚くなります。
また、広角レンズを設計する際、この距離のせいで設計が難しくなり(レトロフォーカス構成)、レンズが巨大化・重量化する傾向がありました。
ミラーレスの自由
鏡がないため、フランジバックを極限まで(16mm〜20mm程度)短くできました。
ボディは板のように薄くなります。
さらに、レンズ設計の自由度が飛躍的に向上しました。
特に広角レンズを小型化・高性能化しやすくなり、大口径レンズ(F1.2など)も無理なく設計できるようになりました。
「ボディは小さくてもレンズが重いじゃん」と言われることもありますが、システム全体(ボディ+レンズ数本)で比較すると、ミラーレスの方が確実に軽量コンパクトになります。
サイズと重量|フランジバックとマウント径の物理学

「ミラーレスは軽い」
これは単に鏡を抜いたからだけではありません。
「フランジバック(マウント面からセンサーまでの距離)」を短くできたことが最大の理由です。
一眼レフの制約(フランジバック約44mm)
一眼レフは、間に鏡を置くスペースが必要なため、レンズの後ろ端からセンサーまで約40mm〜46mmの距離(フランジバック)を確保する必要がありました。
これにより、ボディはどうしても分厚くなります。
また、法線に対して斜めに入射する光(広角レンズなど)を、無理やりまっすぐに補正してセンサーに届けるための複雑なレンズ構成(レトロフォーカス)が必要になり、レンズが巨大化・重量化していました。
ミラーレスの革命(フランジバック約16mm〜20mm)
鏡がないため、フランジバックを極限まで短くできました。
ボディは板のように薄くなります。
さらに重要なのが「ショートバックフォーカス」です。
レンズの最終ガラス面をセンサーの直前(数ミリ)まで近づけることができるため、光を無理に屈折させる必要がなくなりました。
これにより、特に広角レンズにおいて「小型化」と「高画質化」を同時に達成できるようになりました。
大口径マウントの恩恵
CanonのRFマウントやNikonのZマウントは、マウントの直径(穴の大きさ)が非常に巨大です。
・Nikon Fマウント(一眼レフ):内径44mm
・Nikon Zマウント(ミラーレス):内径55mm
穴が大きいと、たくさんの光を一度に取り込めるため、レンズの端っこまでボケずに解像する「周辺画質」が劇的に向上します。
F0.95といった夢のような明るいレンズが作れるようになったのも、ミラーレス専用マウントのおかげです。
メカシャッターと電子シャッター|「幕」の消滅
ミラー(鏡)だけでなく、シャッター(幕)の役割も変わりつつあります。
メカシャッター(物理的な幕)
センサーの前にある物理的なカーテンです。
「カシャッ」という音の正体の一部です。
一眼レフもミラーレスも基本的にはこれを搭載していますが、高速連写には限界(秒間14コマ程度)があり、寿命(数万回で壊れる)もあります。
電子シャッター(センサー制御)
幕を使わず、センサーの通電をON/OFFするだけで露光を制御します。
・無音撮影:コンサートやゴルフ撮影に必須。
・超高速連写:秒間120コマという動画のような連写が可能。
・寿命なし:物理的に動く部品がないので壊れません。
最新のミラーレス機では、メカシャッターを廃止し、電子シャッターのみにする動き(シャッターレス)が加速しています。
バッテリー寿命|唯一の弱点?
ここだけは、明確に一眼レフの勝利です。
一眼レフ:圧倒的なスタミナ
光学ファインダーを使っている間は、電気をほぼ使いません。
1個のバッテリーで1000枚〜2000枚撮影することも珍しくありません。
電源を入れっぱなしで首から下げていても、バッテリーはほとんど減りません。
雪山や未開の地など、充電環境がない過酷なフィールドでは、この安心感は何物にも代えがたいです。
ミラーレス:電気喰らい
常にセンサーを動かし、画像処理エンジンを回し、液晶画面やEVFを表示し続けています。
要するに「常にライブビュー撮影」をしている状態です。
バッテリー1個で撮れる枚数は、公称値で300枚〜500枚程度。
1日ガッツリ撮影するなら、予備バッテリーが2〜3個必須です。
ただし、最近の機種はUSB給電(モバイルバッテリーからの充電・給電)に対応しているものが多く、運用でカバーできるようになっています。
レンズラインナップとマウントの未来

カメラを買うということは「マウント(規格)」を買うということです。
将来性を見据えるなら、ここは非常に重要です。
一眼レフ用マウント(EF, Fマウントなど)
現状:
歴史が長いため、中古レンズが山のようにあります。
名玉と呼ばれるレンズが、今では数千円〜数万円という捨て値で手に入ります。
「とにかく安く色々なレンズを試したい」という人には天国です。
未来:
開発終了です。
CanonもNikonも、一眼レフ用レンズの新規開発を事実上ストップしています。
今後、新しい技術が入ったレンズが出ることはありません。
資産価値も徐々に下がっていくでしょう。
ミラーレス用マウント(RF, Z, Eマウントなど)
現状:
最新の技術が詰め込まれています。
解像度、AF速度、手ブレ補正、全てが最高レベルですが、値段も高いです。
中古市場もまだ高値安定です。
未来:
これからのスタンダードです。
全ての新技術はここに投入されます。
ちなみに「マウントアダプター」を使えば、一眼レフ用の古いレンズもミラーレスで使えます(しかもAF付きで)。
つまり、ミラーレスボディを買っておけば、すべてのレンズ資産を楽しめるのです。
メーカー別の動向|2大巨頭の決断
Canon(キヤノン):王者の風格「RFマウント」
マウント:RFマウント / EFマウント(一眼レフ)
一眼レフの絶対王者でしたが、2018年の「EOS R」システム発表以降、急速にミラーレスへ舵を切りました。
特徴は「コントロールリング」です。
レンズの先端にダイヤルがついており、ここでISO感度や露出補正をグリグリ操作できます。
「F2通しズーム」など、他社には真似できない変態スペックのレンズを作れる技術力が魅力です。
- 代表機種:EOS R5, EOS R6 Mark II, EOS R50
- レンズの傾向:写りは最高だが、値段とサイズもビッグクラス。最近は安価な非Lレンズも充実し始めた。
Nikon(ニコン):質実剛健「Zマウント」
マウント:Zマウント / Fマウント(一眼レフ)
頑固なまでに一眼レフにこだわっていましたが、「Zシリーズ」で本気を見せました。
最大の特徴は「業界最大の内径55mmマウント」です。
これにより、レンズ設計の無理がなくなり、周辺まで驚くほど解像します。
「Zレンズにハズレなし」と言われるほど、安いレンズでもプロ級の写りをします。
- 代表機種:Z9, Z8, Z f, Z 50
- レンズの傾向:派手さはないが、光学性能は世界一という評価も多い。逆光耐性が凄まじい。
Sony(ソニー):先進技術の「Eマウント」
マウント:Eマウント
いち早くミラーレスに全振りしたパイオニア。
一眼レフ(Aマウント)はすでに終了しており、完全にミラーレス(Eマウント)一本です。
最大の特徴は「サードパーティ製レンズの豊富さ」です。
シグマ、タムロン、ライカなど、世界中のメーカーがソニー用のレンズを作っているため、安くて高性能なレンズが選び放題です。
- 代表機種:α7 IV, α7R V, α6700, ZV-E10
- レンズの傾向:小型軽量を重視。G Masterシリーズは解像度とボケ味のバランスが至高。
Fujifilm(富士フイルム):色とデザインの「Xマウント」
マウント:Xマウント / Gマウント
そもそもデジタル一眼レフを作っていません。
APS-Cミラーレスと、中判ミラーレスに特化しています。
「フィルムシミュレーション」という、往年のフィルムの色味を再現する機能が若者に大ヒット。
カメラ自体のデザインもクラシックで、持っているだけでテンションが上がるカメラです。
- 代表機種:X-T5, X100VI, X-S20
- レンズの傾向:絞りリングがついているレンズが多く、操作感が楽しい。APS-C専用設計なので小さい。
Pentax(ペンタックス / リコー)
「一眼レフで行く。」と宣言した唯一の変態(褒め言葉)メーカー。
ミラーレス全盛の時代に、あえて一眼レフを作り続けることをアイデンティティにしています。
光学ファインダーの味を愛する熱狂的なファンに支えられています。
シーン別:どちらが向いている?
ミラーレスが向いているシーン
- ポートレート:瞳AFが便利すぎるため。目にピントを合わせる苦労から解放されます。
- 風景・夜景:露出シミュレーションができるので、長時間露光の失敗が減ります。
- 動画撮影:AF性能、手ブレ補正、Log撮影など、動画機能はミラーレスの独壇場です。
- スナップ・旅行:軽さは正義です。
- オールドレンズ遊び:フランジバックが短いため、アダプター経由で世界中のあらゆるレンズを装着できます。
一眼レフが向いているシーン
- 野鳥・スポーツの長時間待機:電源を入れっぱなしで半日待つようなシーン。
- 過酷な環境:マイナス20度の極寒地など、電子機器の挙動が怪しくなる場所では、光学ファインダーの「物理的な安心感」が強いです。
- 低予算でシステムを組む:ボディ5万円、高性能レンズ3本で10万円、といった激安構成が組めます。
失敗しないカメラ選び|初心者はこう選べ

これからカメラを買うあなたへ、独断と偏見でアドバイスを送ります。
パターンA:予算がある(15万円〜)
迷わず「最新のミラーレス」を買ってください。
Canon EOS R10/R50、Sony α6400/α6700、Nikon Z50/Zfcなどがおすすめです。
写真が上手くなるスピードが違います。
「露出」や「色」の結果が見えている状態でシャッターを切れるので、学習効率が段違いです。
パターンB:予算が厳しい(5万円以下)
「中古の一眼レフ」が賢い選択です。
Canon EOS Kiss X7やNikon D5300などは、今でも十分に通用する高画質です。
スマホとは次元の違う「ボケ」や「望遠」を楽しめます。
まずは中古の一眼レフでカメラの基礎を学び、お金が貯まったらミラーレスに移行する(レンズはアダプターで使い回す)のが黄金ルートです。
パターンC:形から入りたい
カメラの見た目が好きなら、FujifilmやNikon Zfcなどの「クラシックデザインのミラーレス」一択です。
持ち歩くことが楽しくなるカメラこそ、最強のカメラです。
一眼レフ vs ミラーレスに関するFAQ(厳選8問)
Q1. 画質はどっちが良いですか?
A. 基本的に同じですが、ミラーレスの方が有利です。
センサーサイズが同じなら画質の基礎体力は同じです。
しかし、ミラーレス用の最新レンズの方が設計が新しく解像力が高いため、結果としてミラーレスの方が「パキッとした」高画質な写真になりやすいです。
Q2. 一眼レフはもう「オワコン」ですか?
A. 市場シェアとしては終わりつつありますが、文化としては残ります。
レコードやフィルムカメラのように、便利さとは別の価値(シャッター音、ファインダーの見え方、メカ感)を愛する人がいる限り、完全にはなくなりません。
Q3. ミラーレスに一眼レフのレンズは付きますか?
A. はい、「マウントアダプター」を使えば付きます。
CanonのEFレンズをEOS Rボディで使う場合などは、純正アダプターでAFも手ブレ補正も完璧に動作します。
逆に、一眼レフボディにミラーレス用レンズを付けることは物理的に不可能です(フランジバックの関係)。
Q4. ミラーレスのEVFって目が疲れませんか?
A. 安い機種や古い機種だと疲れるかもしれません。
リフレッシュレート(書き換え速度)が低いとカクカクして酔います。
しかし、最近の中級機以上(120fps対応など)のEVFは驚くほど自然で、光学ファインダーと見間違えるレベルのものもあります。
一度店頭で覗いてみることをお勧めします。
Q5. シャッター音は一眼レフの方が良いですか?
A. 「音の大きさ」と「振動」は一眼レフが上です。
鏡がバシャンと動く音は、撮っている快感があります。
ミラーレスは鏡がないので「コトッ」という静かな音か、スピーカーから出る「作った音」です。
静かな場所(コンサートや寝ている子供)で撮るなら、無音撮影ができるミラーレスが圧勝です。
Q6. センサーにゴミが付きやすいって本当?
A. 構造上、ミラーレスの方が付きやすいです。
レンズを外すとセンサーがむき出しだからです。
ただし、最近は電源OFF時にシャッター幕が閉じてセンサーを守る機能(Canonなど)や、強力なセンサークリーニング機能があるので、そこまで神経質になる必要はありません。
Q7. 初心者ですが、光学ファインダーの方が練習になりますか?
A. 逆です。EVFの方が練習になります。
「露出補正をプラスにするとどうなるか」「WBを変えるとどうなるか」がリアルタイムで見えるため、設定の意味を直感的に理解できるからです。
光学ファインダーは「現像(撮影)」されてみるまで結果が分からないため、試行錯誤の回数が必要になります。
Q8. スマホがあればミラーレスはいらない?
A. 「ボケ」と「望遠」と「暗所」を求めるなら必要です。
明るい場所で広角で撮るだけならスマホで十分です。
しかし、背景をトロトロにぼかしたり、遠くの鳥を撮ったり、星空を撮ったりするのは、物理的なセンサーサイズとレンズの大きさがモノを言います。
まとめ|「結果」のミラーレス、「体験」の一眼レフ
| ミラーレス一眼 📸 | 一眼レフ 📷 |
|---|---|
→ 万人におすすめ!
|
→ こだわり派におすすめ!
|
これからカメラを始めるあなたには、間違いなくミラーレスをおすすめします。
カメラがアシストしてくれますから、最初からプロのような写真が撮れます。
でも、もしあなたがリサイクルショップで古い一眼レフを見かけて、そのファインダーを覗いた時に「うわ、綺麗だ」と感動したなら。
その直感を信じて一眼レフを買うのも、大正解です。
重要なのはスペックではなく、「それを持ち出して撮りに行きたくなるかどうか」です。
あなたにとっての最高の相棒が見つかることを願っています。
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