「カメラが欲しいけど、種類が多すぎて何を買えばいいか分からない」
「高い買い物だから絶対に失敗したくない」
そう思って、ネットの「おすすめランキング」ばかり見ていませんか?
断言します。
ランキング1位のカメラが、あなたにとっての正解とは限りません。
プロが使う最高級機が、初心者にとって使いやすいわけではないからです。
この記事では、カメラ歴15年の写真家が、メーカーのカタログスペックではなく「あなたのライフスタイル」に合わせたカメラの選び方を徹底解説します。
専門用語をなるべく使わず、図解と表を多用して、論理的に「運命の一台」を見つけるお手伝いをします。
この記事でわかること
- 結論:初心者が最初に買うべきは「APS-Cミラーレス」一択。
- 予算:ボディよりも「レンズ」にお金を残すべき理由。
- メーカー:Canon、Sony、Nikon、Fujifilmの「色」と「性格」の違い。
- 機種:今買うべきコスパ最強の具体的なモデル名。
1. 一眼レフ vs ミラーレス|今から買うならどっち?

結論から言います。
今から新品を買うなら「ミラーレス一眼」一択です。
「一眼レフ」は、既に多くのメーカーが開発を終了した「過去の技術」になりつつあります。
| 項目 | ミラーレス一眼 | 一眼レフ |
|---|---|---|
| 構造 | 鏡がない(デジタル表示) | 鏡がある(光学ファインダー) |
| 重さ・サイズ | ⭕️ 軽い・小さい | ❌ 重い・大きい |
| オートフォーカス | ⭕️ 瞳AFで自動追従 | 🔺 ピンポイントのみ |
| 仕上がり確認 | ⭕️ 撮る前に画面で見える | ❌ 撮ってから確認 |
| 将来性 | ⭕️ 今後の主流 | ❌ 開発終了 |
最大のメリットは「失敗しないこと」
ミラーレスのファインダー(EVF)は、明るさや色味が反映された「完成予想図」を映しています。
設定を変えれば、その場で画面も変わります。
つまり、「シャッターを切る前に、どんな写真になるかが分かる」のです。
一眼レフは「生の光」を見ているため、撮った後に再生ボタンを押してみたら「真っ暗だった」「真っ白だった」という失敗がつきものです。
この挫折ポイントを回避できる点だけでも、初心者にはミラーレスを強くおすすめします。
【歴史】なぜミラーレスが勝ったのか?
かつて「プロは一眼レフ、素人はミラーレス」と言われた時代がありました。
しかし、2018年頃に革命が起きました。
ソニーが「フルサイズミラーレス」を完成させ、キヤノンとニコンも追随したのです。
ミラーレスの最大の武器は「AF(オートフォーカス)の進化」です。
一眼レフの構造では「画面の端っこ」にピントを合わせるのが苦手でしたが、ミラーレスは「画面のどこでも」ピントが合います。
さらにAI(人工知能)による「瞳認識」「動物認識」「乗り物認識」が搭載され、人間がピントを合わせる時代は終わりました。
今やオリンピックのカメラマンもミラーレスを使っています。
【注意】初心者がやりがちな「失敗あるある」
せっかく良いカメラを買っても、ちょっとしたミスで台無しにしてしまうことがあります。
以下の3つのポイントだけは、買う前に知っておいてください。
- レンズキットの箱を捨ててしまう:将来売る時に、箱がないと査定額が5,000円くらい下がります。
- 保護フィルターを買わない:レンズの前玉に傷がついたら修理代2万円コースです。3,000円のフィルターで守りましょう。
- SDカードをケチる:転送速度が遅いカードだと、連写した時にカメラがフリーズします。「UHS-I U3」と書かれたものを選びましょう。
一眼レフを買っても良い唯一のケース
「じゃあ一眼レフはゴミなんですか?」
いいえ、もちろんそんなことはありません。
以下の条件に当てはまる人だけは、あえて「中古の一眼レフ」を買う価値があります。
- 予算が3万円しかない:古い一眼レフならボディ1万円+レンズ1万円で揃う。
- バッテリー持ち重視:光学ファインダーは電気を使わないので、1日中撮りっぱなしでも電池が持つ。
- ファインダーの「生」の感覚が好き:デジタルの遅延が許せない、スポーツ撮影のプロなど。
逆に言えば、これらに当てはまらない99%の人にとって、今から一眼レフを買うメリットはありません。
2. センサーサイズ|フルサイズ原理主義に騙されるな

カメラの価格を決める一番の要素が「センサーサイズ(画質を受け止めるチップの大きさ)」です。
大きいほど画質が良く、ボケますが、値段もサイズも跳ね上がります。
初心者が最初に選ぶべきは、バランスの取れた「APS-C(エーピーエスシー)」です。
| 規格 | フルサイズ | APS-C | マイクロフォーサーズ |
|---|---|---|---|
| 大きさ | 大(36mm×24mm) | 中(約1.5倍クロップ) | 小(約2倍クロップ) |
| 画質・ボケ | 最高 | 十分綺麗 | 普通 |
| ボディ価格 | 25万円〜 | 10万円〜 | 8万円〜 |
| レンズ価格 | 1本10万円〜 | 1本3万円〜 | 1本2万円〜 |
| 総重量 | 重い(挫折しがち) | これなら持ち出せる | めっちゃ軽い |
【深掘り】なぜAPS-Cが「最適解」なのか?
「大は小を兼ねる」と言いますが、カメラの世界ではそうではありません。
センサーサイズごとの「得意・不得意」を理解しましょう。
- フルサイズ:プロを目指す人、夜景・星空をガチで撮りたい人、資金が潤沢な人。
- APS-C:画質と携帯性のバランスが良い。初心者〜中級者の9割におすすめ。動物園や運動会など「望遠」にも強い。
- マイクロフォーサーズ:とにかく荷物を軽くしたい人。登山、旅行、Vlogメインの人。レンズが激安で揃う。
なぜフルサイズは「罠」なのか?
YouTubeやSNSでは「フルサイズ以外はカメラじゃない」という極論を見かけますが、無視してください。
フルサイズは確かに高画質ですが、「大きくて重くて高い」です。
初心者がいきなりフルサイズを買うと、以下のような末路を辿ります。
YouTubeやSNSでは「フルサイズ以外はカメラじゃない」という極論を見かけますが、無視してください。
フルサイズは確かに高画質ですが、「大きくて重くて高い」です。
初心者がいきなりフルサイズを買うと、以下のような末路を辿ります。
- 気合を入れて30万円のフルサイズ機と、15万円のレンズを買う。
- 休日に持ち出そうとするが、1.5kgの鉄塊が重すぎて「今日はスマホでいいか」となる。
- 結局、家の防湿庫の肥やしになる。
カメラは「持ち出さなければゴミ」です。
APS-Cなら、カバンにポンと入るサイズ感で、画質もスマホとは比べ物にならないほど美しいです。
まずはAPS-Cで「写真を撮る習慣」を作ることが、上達への最短ルートです。
3. 予算配分の黄金比|ボディにお金をかけすぎるな
予算が20万円あるとします。
多くの初心者はこう考えます。
「18万円のいいカメラを買って、残りの2万円でキットレンズを使おう」
写真の画質(ボケ、解像感、空気感)の8割は「レンズ」で決まります。
高いボディに安いレンズを付けるのは、フェラーリに軽自動車のタイヤを履かせるようなものです。
正解は「ボディ6割:レンズ4割」
20万円なら、こういう配分にしてください。
・カメラボディ:12万円(型落ちでもOK)
・レンズ:8万円(良い単焦点レンズや明るいズーム)
特に「F値の明るい単焦点レンズ(神レンズ)」を最初に1本買えるかどうかが、その後のカメラ人生を左右します。
キットレンズ(標準ズーム)だけしか持っていないと、「スマホとあんまり変わらないな…」と飽きてしまうからです。
「背景がトロトロにボケたプロっぽい写真」を撮りたいなら、ボディのランクを1つ下げてでも、良いレンズを買ってください。
「キットレンズ」の罠
多くのカメラは「ボディ」と「標準ズームレンズ」がセットになった「レンズキット」として売られています。
お得に見えますが、実はこのキットレンズこそが「初心者がカメラに飽きる原因」ワースト1位です。
なぜなら、キットレンズは「F値が暗い(F3.5-5.6)」からです。
暗いレンズはボケにくいし、室内で撮るとブレやすくなります。
結果、「なんかスマホと変わらなくない?」となってしまうのです。
💡 プロからの提案
勇気を出して「ボディ単体」と「F1.8の単焦点レンズ(神レンズ)」を別々に買ってみてください。
最初の1枚目から、背景がトロトロにボケた「プロのような写真」が撮れます。
その感動こそが、カメラを長く続けるための最高の燃料になります。
なぜ「ズームできない」のに単焦点がいいの?
初心者の方は「ズームができないなんて不便すぎる」と思うかもしれません。
しかし、単焦点レンズにはそれを補って余りある2つのメリットがあります。
- F値が圧倒的に明るい(F1.8 vs F5.6):
光を約10倍多く取り込めるので、暗いレストランや夜景でも「ブレない」写真が撮れます。
キットレンズではブレブレになるシーンでも、単焦点ならピタッと止まります。 - 画質がダンチ(段違い):
ズームレンズは構造が複雑で、無理やりいろんな画角に対応させているため、どうしても画質が落ちます。
単焦点は「その画角専用」に設計されているため、髪の毛一本一本まで解像する恐ろしい描写力を持ちます。
「自分の足で動いて構図を決める」という練習にもなるので、上達のスピードが段違いになります。
型落ちの中古ボディという選択肢
「でも、いいボディは高いじゃん…」
はい、新品は高いです。
そこで提案したいのが「一世代前の型落ち中古ボディ」です。
デジカメの進化は行き着くところまで来ており、3〜4年前のモデルでも画質は現行機とほとんど変わりません。
違うのは「AFの賢さ」と「動画性能」くらいです。
静止画を撮るなら、型落ちモデルで十分すぎるほど戦えます。
浮いた5万円で「神レンズ(単焦点)」を買う。
これが賢い買い方です。
【基本】カメラの正しい構え方
高い機材を買っても、構え方が悪いとブレてしまいます。
プロは決して「片手」では撮りません。
以下の3点意識するだけで、写真の鮮明さが変わります。
- 1. 脇を締める
- これが基本中の基本です。
脇が開いていると腕がプルプル震えます。
両脇を肋骨にぴったりとくっつけることで、体を三脚のように安定させます。 - 2. 左手はレンズの下に添える
- 初心者にありがちなのが、左手でレンズを「横から掴む」持ち方です(通称:コンデジ持ち)。
これだと不安定です。
左手の手のひらを上に向けて、レンズを下から支えるように持つのが正解です。 - 3. 足を肩幅に開く
- 足が揃っていると、風で体が揺れます。
肩幅に開いて、少し前後にずらすと、さらに安定感が増します。
シャッターを押す瞬間は、息を半分吐いて止めるとさらにブレません。
【応用】最初に覚えるべき「2つの構図」
「何を撮ってもパッとしない」
その原因は「日の丸構図(真ん中に被写体)」ばかりだからかもしれません。
以下の2つを意識するだけで、写真がプロっぽくなります。
| 構図名 | やり方 | 効果 |
|---|---|---|
| 三分割構図 | 画面を縦横3つに区切り、線が交差する点(4点)に主役を配置する。 カメラのグリッド表示をONにすれば簡単。 |
バランスが良く、安定感が出る。 どんな被写体にも使える万能構図。 |
| 対角線構図 | 画面の対角線(斜め)に沿って被写体を配置する。 カフェの料理や、道端の花などに有効。 |
奥行きと動きが出る。 ダイナミックでカッコいい印象になる。 |
中古ボディを買う時の「3つのチェックポイント」
中古は安くて魅力的ですが、ハズレを引くと修理代が高くつきます。
買う前に以下の3点を必ず確認してください。
- シャッター回数(レリーズ回数):
カメラには寿命があります。一般的な入門機は「10万回」が目安です。
「5,000回以下」なら新品同様、「5万回」を超えていたら避けた方が無難です。
お店の人に「シャッター回数はどれくらいですか?」と聞けば教えてくれます。 - センサーのゴミ・傷:
レンズを外した奥にある「センサー(緑色の板)」に傷がないか。
ここに傷があると、すべての写真に黒い影が写り込みます。
修理不能な致命傷になるので、必ずライトで照らして確認しましょう。 - タバコの臭い:
前の持ち主がヘビースモーカーだと、カメラ内部にヤニの臭いが染み付いていることがあります。
ファインダーを覗いた瞬間に「うっ」となるので、実機を匂ってみるのが一番です。
4. 撮影モードの使い分け|脱・フルオートへの第一歩

カメラにはダイヤルがついていて、「P / A / S / M」という文字が書いてあります。
これを使いこなせると、写真が劇的に上手くなります。
| モード | 名前 | こんな時に使う |
|---|---|---|
| A / Av | 絞り優先モード | 【基本はこれ】 ボケ具合(F値)を自分で決める。 背景をボカしたい時や、全体にピントを合わせたい時に使う。 |
| S / Tv | シャッター優先モード | 動きを止めたい時。 走る子供(1/500秒)や、滝の流れ(1秒)を撮る時に使う。 |
| P | プログラムオート | カメラ任せだけど、明るさだけは変えられる。 とりあえず失敗したくない時に。 |
| M | マニュアルモード | 全て自分で決める。 星空撮影やスタジオ撮影など、プロが使うモード。 最初は触らなくてOK。 |
5. メーカー選び|Canon, Sony, Nikon, VS Fujifilm
「どのメーカーがいいですか?」
これは「これ」という正解はありません。
あなたの「撮りたいもの」と「好みの色」で決まります。
| メーカー | 特徴・強み | おすすめな人 |
|---|---|---|
| Canon | ・人肌が綺麗(記憶色) ・メニューが分かりやすい ・AF性能が非常に高い |
・子供、ポートレートを撮りたい ・機械操作が苦手 |
| Sony | ・AF最強、技術力No.1 ・レンズの種類が豊富 ・動画性能が高い |
・最新スペックが大好き ・YouTuberになりたい ・ペットを撮りたい |
| Nikon | ・見たままに写る(忠実色) ・ボディが頑丈 ・ファインダーが見やすい |
・風景、鉄道、飛行機 ・本格的に写真を学びたい |
| Fujifilm | ・デザインがお洒落 ・「フィルムシミュレーション」でエモい色 ・撮って出しで完結する |
・スナップ、日常の記録 ・レタッチ(編集)をしたくない ・見た目重視 |
Canon(キヤノン)の特徴
業界シェアNo.1の王者。
最大の特徴は「肌色の美しさ」です。
日本人が好む「健康的な肌色」を自動で出してくれます。
メニュー画面もスマホライクに整理されており、説明書を読まなくても何となく使えます。
AF(オートフォーカス)性能も非常に優秀で、動き回る子どもやペットを撮るならキヤノンが一番失敗しません。
Sony(ソニー)の特徴
ミラーレス市場を切り開いたパイオニア。
最大の特徴は「AFの食いつき」と「サードパーティ製レンズの豊富さ」です。
タムロンやシグマといった、安くて高性能なレンズメーカーが、ソニー用のレンズを山ほど出しています。
純正の高いレンズを買わなくても、安くいろんなレンズを楽しめるのは、初心者にとって巨大なメリットです。
Nikon(ニコン)の特徴
質実剛健の老舗カメラメーカー。
最大の特徴は「見たままの色(忠実色)」と「頑丈さ」です。
ファインダーの見え方が非常に自然で、長時間覗いていても疲れません。
派手な機能よりも「写真を撮る道具」としての信頼性を重視するならニコンです。
最近の「Zシリーズ」はデザインもお洒落で、若い世代にも人気急上昇中です。
Fujifilm(富士フイルム)の特徴
写真愛好家から熱烈な支持を受けるメーカー。
最大の特徴は「フィルムシミュレーション」です。
80年以上のフィルム製造の歴史から生まれた「色のレシピ」が内蔵されており、シャッターを切るだけで「エモい」写真が撮れます。
また、カメラ本体のデザインがクラシックで美しく、持っているだけで所有欲を満たしてくれます。
「スペックよりも感性」を大切にする人におすすめです。
「スペックよりも感性」を大切にする人におすすめです。
長く使うための「メンテナンス」の基本
カメラは精密機械です。
適切なお手入れをすれば10年は使えますが、サボると1年でカビが生えます。
最低限これだけはやってください。
- 1. ブロアーでシュッシュッ
- 撮影から帰ったら、まず「ブロアー(空気が出るゴム球)」でホコリを飛ばします。
いきなり布で拭くと、砂粒でレンズを傷つけてしまいます。 - 2. 防湿庫(ドライボックス)に入れる
- 日本は湿気が多いので、梅雨の時期にレンズにカビが生えやすいです。
2,000円くらいの「ドライボックス」に乾燥剤と一緒に入れておけば安心です。 - 3. バッテリーの保管
- リチウムイオン電池は、満充電のまま放置すると劣化します。
長期間使わない時は、半分くらい消費した状態で保管するのがベストです。
【番外編】スペック表の読み方ガイド
カタログを見ると数字がいっぱいで眩暈がするかもしれませんが、見るべきポイントは3つだけです。
- 1. 有効画素数(MP)
- 「2000万画素」あれば十分です。
4000万画素とかは、ポスター印刷をするプロ用です。
画素数が高すぎるとデータが重くなり、PCの容量を圧迫するだけです。 - 2. ISO感度(アイエスオー)
- 「常用ISO感度」が高いほど、暗い場所でもキレイに撮れます。
「ISO 100-25600」くらいあれば、夜景も手持ちで余裕です。 - 3. 連写性能(コマ/秒)
- 「約10コマ/秒」あれば、走る子供やペットも撮り逃しません。
20コマ以上はスポーツカメラマンの領域です。
6. 知っておきたい「カメラ用語」の基礎知識
カメラを始めると、呪文のような言葉がたくさん出てきます。
最初はこれだけ覚えておけばOKです。
| 用語 | 意味 | イメージ |
|---|---|---|
| F値(絞り) | レンズの穴の大きさ。 数字が小さい(F1.8など)ほどボケる。 数字が大きい(F11など)ほど全体にピントが合う。 |
ボケ量 明るさ |
| シャッタースピード | シャッターが開いている時間。 速い(1/1000秒)と動きが止まる。 遅い(1秒)と光の軌跡になる。 |
動きの ブレ |
| ISO感度 | カメラが光を感じる敏感さ。 数字を上げると(ISO3200など)暗い場所でも撮れるが、画質がザラザラになる。 |
暗所性能 ノイズ |
| ホワイトバランス | 写真の色味。 「太陽光」は自然な色。「電球」は青っぽく、「日陰」は赤っぽくなる。 |
色の 暖かさ |
| RAW(ロウ) | 「生の」データ。後で編集しても画質が落ちない。 容量はデカいが、プロは必ずRAWで撮る。 |
食材 (未調理) |
| JPEG(ジェイペグ) | カメラ内で現像されたデータ。 すぐにスマホに送れるが、激しい編集には向かない。 |
料理 (完成品) |
7. これだけは買っておけ!必須アクセサリー
カメラ本体以外にも、最低限必要なものがあります。
予算の中にこれらを含めておいてください。
🛍 買い物リスト(予算:約1.5万円)
- SDカード(128GB以上):
4K動画も撮るなら「V30」という規格がついているものを選んでください。
SanDiskかProGrade Digitalが鉄板です。 - 予備バッテリー:
ミラーレスは電気を食うので、1日中撮るなら予備が1個必須です。
純正品が高いなら、信頼できるサードパーティ製(ROWA JAPANなど)でも可。 - 液晶保護フィルム:
スマホと同じです。タッチパネルを傷から守るために、開封と同時に貼りましょう。 - カメラストラップ:
付属のメーカー名が入ったストラップは「滑り止めがきつくて首が痛い」ことが多いです。
「Peak Design(ピークデザイン)」のストラップが着脱可能で世界中のフォトグラファーに愛されています。 - ブロアーとレンズペン:
メンテナンス用。これがないと、レンズについた指紋を服で拭いて傷つけることになります。
三脚は必要?
「最初は不要」です。
重いし、かさばるし、出番は「星空」か「花火」の時くらいです。
まずは手持ち撮影で「構図」や「光」を学ぶ方が先決です。
必要になった時に、安物(3,000円)ではなく、ちゃんとしたもの(1万円〜)を買いましょう。
安物の三脚は、風で倒れてカメラを破壊する「凶器」になります。
8. よくある質問(FAQ)

Q. 親の古いレンズ(フィルム時代のもの)は使えますか?
「マウントアダプター」という変換リング(数千円)を使えば、最新のミラーレスカメラでも使えます。
オートフォーカスは効かないことが多いですが、独特の「味」がある写真が撮れます。
実家の押し入れを探してみるのも宝探しみたいで楽しいですよ。
Q. 編集(レタッチ)は必須ですか?
必須ではありませんが、やった方が「自分の世界観」が出せます。
最初はスマホ版の「Lightroom(無料)」から始めてみてください。
撮った写真を少し明るくしたり、鮮やかにするだけで、見違えるように良くなります。
Q. どこで買うのが安心ですか?
Amazonや楽天でも良いですが、初期不良の対応がしっかりしている「カメラ専門店」がおすすめです。
「マップカメラ」「キタムラ」「ビックカメラ」など。
特に中古を買うなら、保証がついている専門店一択です。
Q. 防塵防滴(ぼうじんぼうてき)って必要ですか?
雨の中で撮る予定がなければ不要です。
「防塵防滴」と書いてあっても、完全に水没させたら壊れます。
普通のカメラでも、小雨くらいならタオルで覆えば大丈夫です。
過剰なスペックを追い求めると、重くて高いカメラになってしまいます。
Q. 動画も撮りたいんですが、どれがいいですか?
動画メインならSonyかPanasonicが強いです。
特にSonyの「VLOGCAM」シリーズや、今回紹介したα6400などは、マイク端子もついていてYouTuberに大人気です。
逆に、NikonやFujifilmは「静止画寄り」の機種が多いので、動画機能を重視するならスペック表の「4K 60p」などの記載をチェックしましょう。
9. まとめ|迷ったら「見た目」で選べ
最後に、購入までのロードマップを整理します。
🏁 失敗しない購入ロードマップ
- 予算を決める:無理のない範囲で(10〜15万円)。
- 見た目で絞る:ネットの画像検索で「持っている自分」を想像する。
- お店で触る:家電量販店で実機を持って、重さとグリップ感を確認する。
- レンズを選ぶ:キットレンズではなく、単焦点レンズ(F1.8)を検討する。
- 購入!:保護フィルムとSDカードも忘れずに。
どれを選んでも、スマホとは違う世界が待っています。
スペック比較に疲れたら、最後は「見た目」で決めてください。
カッコいいカメラなら、毎日持ち歩きたくなる。
持ち歩けば、シャッターチャンスが増える。
写真は、撮った枚数だけ上手くなります。
最高の相棒と出会えることを祈っています。

コメント